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インドについて
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砂漠への入り口、宝石の街、ジャイプルへ

東京の30年前の姿

ジャイプル(Jaipur)空港からホテルまでは送迎バスがありましたので、一安心です。ひびの入ったピンク色のコンクリートむき出しの家が並び、歩道の舗装の状態もよくありません。バスの中で逢った大学の先生(日本人)に、「東京も30年前はこうだったんだよ。」といわれました。

ジャイプルはピンクシティ(pink city)と呼ばれ、いろいろなものがピンク色しています。華やいでいます。

右の写真は、ジャイプルでの宿泊場所です。建物は2階建てで、贅沢なつくりをしております。到着したら、花で作った立派な首飾りをもらい、戸惑いました。

左の写真は、そのホテルの庭です。ホテルの中の喫茶店のメニューを見て気づいたのですが、ホテルでの食事は、どこの国でも同じくらいお金がかかるようです。例えば、そのメニューではコーヒー1杯が400円くらいでした。インドの物価からすると、非常に高価です。

髭剃りの電池を充電しようとコンセントを探したところ、ラッキーなことに110 Vと220 Vが切り替えられるプラグがありました。電圧を110 Vに切り替えて、そのプラグに髭剃りをさしたところ、チリチリという音が10秒ぐらい続いた後、ドンという音がして、それ以来、その髭剃りは2度と充電できなくなりました。持参した100 V専用のノートパソコンをつながなくて良かったと思うしかありません。

早速、相棒と二人で街に繰り出すことにしました。ホテルを出ると、すぐにいろいろな人に取り囲まれます。我々はジーパンやスニーカーを持ってきたのでホテルの外でも歩けるのですが、スーツしかないと全く動けずに、インドを楽しめないでしょう。

右の写真はジャイプル駅です。ここで、水と時刻表を調達しました。水は2リットルで最大価格(maximum retail price)が15 Rsで、政府製であり安全であると書かれていたと思います。購入価格13 Rsくらい。時刻表は「Trains at a grance」といい、本文は英語です。安くて(15 Rs)かさばらないので、自分へのお土産にぴったりです。
Trains at a grance

歩いていると、ISDという看板がかなりあります。これは国際電話のカウンターで、申し出て電話をかけ、後で代金を支払う仕組みになっています。ホテルにてかけるよりもかなり割安です。たぶん、ぼられないでしょう。

夜は、もちろんホテルの高い食事を避け、地元の店に繰り出しました。地球の歩き方に出ている「Chit Chat Restaurant」に行って気に入り、ジャイプル滞在中はすべてここで食事をとることになりました。ジャイプルは小さな街なので、空港などの遠くを除き、歩いて移動することができます。ホテルのフロントでそのレストランへの行き方を教わりました。Collectoriat CircleとかKair Margなどインドらしい地名があり面白いです。交通量が多いのですが、周りを見ながらゆっくり歩けば、車のほうがよけてくれます。このレストランにはピザなどもあるのですが、おすすめはインド料理です。Menuとはインド料理のセットのことですが、これがおすすめです。あやしい物がいっぱい出てきて、ボリュームがあり、おなかいっぱいになります。このレストランにはインターネット接続サービスもあるそうです。私は使いませんでしたが、それほど高くありませんでした。

バンケットで見たインドの踊り

夕食の際、インドの踊りを見ました。日本人も良く聞くインドの音楽に合わせて踊るのですが、チップの渡し方が独特です。お金を踊っている人の頭の上でくるくると回し、その後、そのダンサーはそのお金を口でくわえます。

食事は、ナーン(小麦粉でできたパンの生地のようなもの)や、各種カレー、タンドーリなどインド料理が中心で、おいしかったです。

いざジャイプルの街へ

所用もかたづき、街に繰り出しました。活気にあふれています。左の写真はサイクル・リクシャーです。日本の「人力車」は形を変え、今でもアジアに残っています。右の写真がオートバイにて牽引する「オート・リクシャー」です。

街を歩いていると、リクシャーワーラー(運転手)が「Where are you going?」とか「Hey, Japanese」とか声をかけてきます。大きな声に振り向くと、こちらに手を振っていたりします。しつこく追いまわされることもあります。料金を交渉する必要があるのですが、外国人は必ずぼられます。オートリクシャーなどを使うつもりのときは、あらかじめホテルのフロントで、適正な価格を聞いておきましょう。

インドでは、牛は神聖な生き物です。牛肉は食べられません。街の中いたるところに、このように牛が放し飼いになっています。面白がって写真をとったら、インド人に笑われてしまいました。この市街では、道端でいろいろなものを売っています。ガネーシャ(象の姿をした神様)のポストカードを買うつもりでしたが、いっぱいあって、つい買いぞびれました。

風の宮殿(Hawa Mahal)

左の写真のようなピンク色の建物が並ぶ中、ひときわ目立つ建物があります(右の写真)。これが風の宮殿です。派手ですね。

さて宮殿に入るわけですが、やはり外国人料金があります。あと、カメラ持ち込み料やビデオ持ち込み料があります。カメラ持ってるでしょと言われ、はいと答えると加算されます。場所によっては、ビデオ持ち込み料が、カメラ持ち込み料の何倍もするところがありました。それでは、宮殿の写真を連続して紹介します。


宮殿入り口。

宮殿のなか。

あの派手な看板のちょうど裏になります。
看板の薄さにびっくりです。

遠くに見える山々と建物とが調和しています。

前方に見える三角形の建物が、ジャンタル・マンタル(Jantar Mantar, 天文台)です。奇妙な器具という意味だそうです。ニューデリーにもありましたが、こちらのほうが規模が大きいそうです。

ジャイプルの街並み。

出口です。

ここから、ジャンタル・マンタル(天文台)や、広場に行くことができます。ジャンタル・マンタルには、大きな三角形の日時計や、星座ごとのモニュメント?、地下半球を掘った大きな星座板があります。このような建造物に上ったり、もぐったりできます。広場では、あやしい笛の音色にあわせて出てくるガラガラヘビの実演をやっていました。写真をとったら金を請求されそうでしたので、見るだけにしておきました。

インド出発前、会社の同僚から1万円くらいの高い腕時計をしていると、腕を切り落とされて奪われるとおどかされました。そこで千円ちょっとの安い腕時計をしていたのですが、それを売ってくれとよく言われました。あと履いている靴も売ってくれと言われました。不思議です。ポストカードの物売りがうるさいのは、どこの国でも同じです。

アンベール城(Amber Palace)

ホテルから少し歩いたところで、オートリクシャーをつかまえ、アンベール城に向かいました。ホテル前のオートリクシャーはぼったくるそうです。右の写真は、アンベール城に行く途中に通った「水の城」です。きれいでした。干潮のときには、この水の城までの道ができるそうです。

それでは、アンベール城の景色を連続して紹介します。


アンベール城の砦

水面に映るアンベール城。

アンベール城。

アンベール城の中。

アンベール城の砦の内側。


象に乗って移動することもできます。こんな急な坂をのぼってくるなんて、すごいです。

アンベール城内側の装飾。写真ではわかりにくいのですが、
大変凝った装飾です。


アンベール城から見る
ジャイガール要塞。

アンベール城では、象に乗ることができます。あまり乗りごこちは良くないのですが、面白かったです。

帰りにリクシャーワーラーは、やはり兄弟の店(brother's shop)に行こうと言い出しました。日本語のあやしい紹介状も持っています。土産物屋はいやだと言って、寄らせないようにしました。途中、有料道路を通ったからと代金を請求されましたが、後から考えたら、うそだったみたいです。またしても騙されましたが、日本の感覚からすると微々たるものなので、あきらめることにしました。

ジャイプルの宝石店

ジャイプルでの残りの時間は、宝石やさんに行ったり、近くの山を登ったりしました。宝石やさんでは、指輪のオーダーメイドをやっています。高価なものを扱うだけあって、入り口にはガードマンがいて、ドアを開けてくれます。石の名前を言うと、実物を見せてくれます。指輪に仕上げるのに1日かかるのですが、取りに来るときには知り合い以外の人と来ないで欲しいと店の人に言われました。インド人に連れられてくると、その人に手数料を払わなければいけないルールになっているそうです。バグシーシ(喜捨:きしゃ、寄付のこと)の考えが根付いています。

乞食をする小さな子供達

話には聞いていましたが、インドには乞食が多くて、いたるところで小さな子供達に「One Rupee」(1Re=約3円)とせがまれます。また、おばあちゃんからも、「この子に食べさせるものを」というジェスチャーをして、せがまれます。ここで登った山でも、小さな女の子に言われました。わからないふりをしたところ、となりの男の子に「通じなかったみたいだね」と言っていたようでした。小さいころから外国人にねだるよう、しつけられているのかもしれません。しかし、足に絡み付いてくる子供などがいまして、つらいものがあります。小額なのであげてもいいのですが、次から次へと他の子供達も集まってきます。与え尽くしても貧富の差は解決しませんし、やはり逃げるのが一番かもしれません。

ここで相棒と別れて、一人旅になりました。安価なサイクルリクシャーにて空港に向い、夕方発の飛行機にてニューデリーに戻りました。


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