Windows 2000 ProのSP統合インストール
統合インストールとは
Windowsは定期的に大きなパッチ(Service Pack)をリリースします。Windowsの再インストールの際、オリジナルディスクからインストールしてパッチを当てるのは手間がかかりますので、インストールとパッチ当てを同時に行おうとするものです。
マイクロソフトのウェブページでは「組み合わせインストール」として、Bootable
CDでない方法が説明されていますが(しかし後述の完了メッセージでは統合インストールという語句が使われています)、ここではBootableなもののCD作成法を示します。
必要なもの
いろいろなページに統合インストールの方法が紹介されていますが、ここではDebian
Linuxとnero(Windows用CD-Rライティングソフトウェア)を用いた方法を紹介します。Bootable
CDの作成可能なものでしたら、neroでなくても使用可能だと思います。いろいろなソフトウェアを導入しなくてもよい特徴があります。
このページで紹介する方法に必要なものは次のとおりです。
- Windows 2000 Professionalオリジナルディスク
- Windows 2000 SP3ネットワークインストール用サービスパック(SP4では、w2ksp4_ja.exe)
マイクロソフトのページより
- nero (Bootable CDが作れれば何でもいいとおもいます)
- Linuxコンピュータ (Windows 2000オリジナルディスクからブートセクタのイメージをコピーするために用います。
- 私のイメージファイルはあげませんので、このことでメールしないようにお願いします
(笑)
どうせなら、次のものも準備しておくと便利です。
- 旧バージョンのWindows (Windows 2000 Professionalがアップグレード版の場合)
- 必要なドライバーソフトウェア
Linuxやneroを使いこなせることを仮定して説明します。
作業開始
- Linuxコンピュータを用いて、Windows 2000 Professionalオリジナルディスクからブートイメージを取り出します。CDをセットして、
# dd if=/dev/cdrom bs=2048 skip=20 count=1 of=win2k-boot.ima
を実行します。このwin2k-boot.imaをWindowsコンピュータのわかりやすいフォルダー(以下、c:\tmpにします)に転送します。
- Windows 2000 Professionalオリジナルディスクのi386ディレクトリー全部、setup.exe、AUTORUN.INF、BOOTFONT.BIN、CDROM_IP.5、CDROM_NT.5を c:\tmp\win2kcd にコピーします。エクスプローラを使ってもよいでしょう。このとき、オリジナルディスクのボリュームラベル名(私のはW2PCCP_JAです)をメモしておきます。
- イメージのアップデートを行います。MicrosoftのウェブページからWindows 2000
SPネットワークインストール用サービスパック(SP4では、w2ksp4_ja.exe)をc:\tmpにコピーして、「ファイル名を指定して実行」から
c:\tmp\w2ksp4_ja /s:c:\tmp\win2kcd (/sのあとにスペースのないこと、ドライブ名も指定することに注意)
しばらく待つと、終了のメッセージが出ます。
- お持ちのWindows 2000がアップグレード版でしたら、例えば\win98ディレクトリーをc:\tmp\win2kcd\win98にコピーしておくと便利です。インストール時の「旧バージョンのCD ROMをPCにセットしてください」というメッセージの際、単にリターンキーを押すだけですみますので、スムーズにインストールできるようになります。また、必要なドライバーも c:\tmp\win2kcd\driverに入れておきましょう。
- 統合インストールCDを作成します。
(1) neroを立ち上げます。Wizardが始まったら、キャンセルをおしてWizardを使わないで、CD-Rを作成します。
(2) CD-ROM (boot)を選びます。Bootタブを選びます。
(3) bootイメージファイルを選びます。先ほどのc:\tmp\win2k-boot.imaを指定します。
(4) Enable expert modeのチェックを入れて、Kind of emulationに「No emulation」を、Number
of loaded sectorsに「4」を入れます。あとはそのままです。

(5) Labelタブにて、Volume Label欄とVolume Set欄に3.で控えたボリュームラベル名(私のはW2PCCP_JA)を入力します。
(6) 右側のNewをクリックします。
(7) エクスプローラで c:\tmp\win2kcd の全内容を選択して、nero内にドロップします。
(8) Write CD Dialogに戻り、デフォルトのBurnタブ内のWriteをクリックします。
- 作成したCD-ROMからWindows 2000をインストールしたあと、\WINNT\System32ディレクトリにある「iuctl.dll」を削除します。これを消さないと、Windows Updateができません。
更新履歴
作成:
更新: 2003/07/10 SP4に向けた修正と誤りの訂正
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