AGA治療薬について。ミノキシジル・フィナステリド・デュタステリドの効果や副作用について徹底的に解説いたします。

多くの男性の悩みである薄毛。歳を重ねるとともに「髪が薄くなってきた」「抜け毛が増えてきた」など男性の多くが薄毛で悩んでいます。
最近ではAGA治療という言葉も最近ではよく聞くようになってきました。
AGA治療薬を使用した対策では、ほぼ確実に効果が実感でき非常に注目されています。
しかし、「本当に効果があるの?」「副作用はないの?」という不安の声も多く、その治療への一歩を踏み出せない人もたくさんいます。
今回はその不安を解消するべくAGA治療薬について徹底的に解説いたします。

AGA治療薬っていったい何??

AGAの治療に対して使用される薬は内服薬と外用剤に分けられます。
内服薬で使われるのが、ミノキシジル、フィナステリド(プロペシア)、デュタステリド(ザガーロ)が一般的です。
外用剤では、ミノキシジル、アデノシン、カルプロニウム塩化物、t-フラバノン、ケトコナゾールなどがあります。
AGA治療では脱毛のタイプ、性別、基礎疾患の有無などにより使用される薬が変わってきます。
アジア人に多い頭頂部から薄毛になるAGAでは内服薬が効果的という見解もあるようです。

ミノキシジルの効果・副作用について

ミノキシジルは発毛を促進する薬です。ミノキシジルはもともと高血圧の治療に使用される降圧剤として使用されていた薬剤ですが、副作用として毛が生えてきたことを受け、AGA治療薬として応用された薬です。
このミノキシジルという成分には毛乳頭細胞を刺激して毛母細胞の増殖を促す成長因子(FGF-7)を出させる作用があります。

ミノキシジルには、内服薬と外用剤の2種類があります。ミノキシジルの内服薬は外用剤と比べ、体内への吸収率が良いため、より高い発毛効果が期待できます。ミノキシジルの内服薬は多くの人が1か月から6か月程度で効果が実感できます。6か月以上使用しても効果が実感できない場合は薬が身体と合っていないと考えられますので別の薬を試してみましょう。

ミノキシジルで起こりやすい副作用は、頭皮のかゆみやかぶれ、頭痛、動機といった症状です。また、毛髪の増加に伴い、他の部位の毛量も増加する恐れがあります。
特に内服薬の場合、成分が血液に入り、全身に流れるため副作用が起こりやすくなります。一方で、外用剤では直接血液に入ることはなく、副作用が起こりにくいのです。
万が一、副作用が出た場合はすぐに薬の使用を中断しましょう。

フィナステリド(プロペシア)の効果・副作用について

フィナステリドは抜け毛を抑える薬です。フィナステリドは薬の主成分で、日本では2005年に厚生労働省の承認が下り、「プロペシア」という商品名で日本で初めてのAGA治療薬です。その後2015年に特許が切れ、各社からジェネリック医薬品が販売されています。

抜け毛はジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが原因で、これはテストステロンという男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素と結合し発生します。
フィナステリドはテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変化するのを抑えることで抜け毛を予防できます。

フィナステリドはすべてのタイプのAGAに効果があります。しかし、未成年や女性は身体に大きな影響を及ぼすリスクがあります。
フィナステリドは男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑えますが、男性ホルモンは成長期に身体の形成に欠かせない重要な物質であるため、成長期の子どもが使用すると身体の形成に影響を及ぼす可能性があります。
また、ジヒドロテストステロン(DHT)は男性胎児の成長に欠かせないホルモンなので、妊婦が摂取すると体内の胎児にフィナステリドの成分が届き、男性胎児の成長に影響を及ぼす恐れがあります。

フィナステリドの副作用には、肝機能障害、蕁麻疹、発疹、睾丸痛、リビドー減退(性欲減退)、勃起機能不全、精液量減少などがあげられます。
多くの副作用があり不安と思う方も多いかもしれませんが、これらは必ず起きるというものではなく、副作用の発生率はどれも1%未満といわれているため、健康的な男性であればひどく心配することではありません。

デュタステリド(ザガーロ)の効果・副作用について

デュタステリドもフィナステリドと同様に抜け毛を抑える薬です。

デュタステリドはフィナステリドと同様にテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変化するのを抑えます。
フィナステリドとの違いはデュタステリドの方がジヒドロテストステロン(DHT)への変化を抑える効果が高いといわれています。これは、5αリダクターゼという酵素にはⅠ型とⅡ型があり、フィナステリドはⅡ型を阻害する働きがあります。一方、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を阻害する働きがあります。また、Ⅱ型を阻害する働きはフィナステリドの3倍といわれています。ある研究ではフィナステリドと比べ1.6倍の増毛効果があったとの報告もあります。

副作用はフィナステリドと同様の副作用があります。しかし、フィナステリドと比べ効果が高い分、副作用の発生するリスクも高くなります。副作用の発生率はフィナステリドが約0.5%に対しデュタステリドは約17%という報告があります。
そのためフィナステリドを使用し、効果が感じられなかった場合はデュタステリドを使用するようにした方が良いでしょう。

どのAGA治療薬がいい?どうやって選べばいいの?

これまでに紹介したAGA治療薬は、ミノキシジルのように発毛を促す「攻めの薬」とフィナステリドやデュタステリドのように抜け毛を防ぐ「守りの薬」があります。

薄毛の進行を抑える目的であれば「守りの薬」がおすすめです。
薄毛が進行しており、発毛を目的とするなら「攻めの薬」と「守りの薬」の併用がおススメです。

これらの治療薬は処方箋がないと購入できない医療用医薬品に該当します。それは副作用のリスクもあり、服用には注意が必要とされるためです。
病院やクリニックでで診察を受けて、健康状態や持病・アレルギーの有無、治療中の病気・内服中の薬などしっかり相談したうえで医師の判断に従い購入してください。

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